JCH会員制度

今般、消費者に安心・安全な弱酸性次亜塩素酸水溶液を提供するために、最も安定した二液混合方式の製法を採用している会社で構成された協会を新しく立ち上げました。

消費者にお届けする製品一つひとつに認定シールを発行・貼付する認定協会の会員は二液混合方式による生成装置のメーカー・二液混合方式による弱酸性次亜塩素酸水溶液のメーカー・弱酸性次亜塩素酸水溶液を適正な濃度で噴霧するための超音波式噴霧器のメーカーと各々の製品の販売会社で構成されます。

協会名は一般社団法人「日本弱酸性次亜塩素酸水溶液認定協会」(以下認定協会)と長い名前になりますが、この名前が二液混合方式の製法による次亜塩素酸水と呼ばれていた製品の正式な名称になり、認定協会への入会の基準については箇条書きで後述します。

「二液混合方式により生成される弱酸性次亜塩素酸水溶液」が使われてきた歴史は古く、数多くの業界で既に30年以上の実績がありましたが本年の6月にNITE(製品評価技術基盤機構)の評価試験を受けた電解方式で作られた電解次亜水が新型コロナウィルスへの効果が認められないと判定され、さらにマスコミの誤報も重なり一般の消費者を混乱させてしまいました。

同じ時期に、心無い業者より「次亜塩素酸ナトリウム希釈液」や効果や安全性に疑問がもたれる次亜塩素酸水と称する粗悪な商品が流通されるようになり、市場に混乱を招き消費者を不安に陥れました。

既に「二液混合方式の弱酸性次亜塩素酸水溶液」は「除菌」「消臭」で数多くの市場に浸透しており、誤報が出たままの状況では今後新型コロナウィルスに限らず季節性インフルエンザウィルスやノロウィルスを含む数多くの感染症を抑制していた既存の市場にも悪影響が出ないか懸念される所でした。

噴霧も有効な手段としている既存市場の例:
畜産・酪農・農業・漁業・ペット関連・学校・予備校・遊戯施設・ホテル・トレーニングジム・介護介助施設・高齢者施設(デイケア・老人ホーム)幼児施設(保育園・幼稚園)

現在、冬に向かい日本全国に新型コロナウィルス感染症が拡大しております。
私たち認定協会では厳格な審査基準に則った健全な認定企業を増やし、正しい製造法や保管・正しい使用方法を同業者や使用者に啓蒙していくことにより、人体に安心して使用していただく「弱酸性次亜塩素酸水溶液」の普及に繋がり、さらに安心・安全な社会づくりにつながっていくものと確信します。

※ 本協会は「二液混合型の弱酸性次亜塩素酸水溶液」の業界団体であり、電解方式で作られた次亜塩素酸水、粉製品(次亜塩素酸カルシウム、ジクロロイソシアヌル酸等)のような二液混合方式以外の製品は対象外です。